花を美しく見せるためにはどのようなフラワーベースを選ぶかだけでなく、飾り方にも細やかな工夫が必要です。
フラワーベースを上手に飾るコツは、まず置く場所の高さや背景とのバランスを意識することから始まります。
例えばダイニングテーブルなど目線に近い場所では花とフラワーベースが主張しすぎないよう、高さを抑えたタイプを選び視線を遮らない配置にするのが理想的です。
逆に棚やカウンターの上など目線より高い位置にはある程度高さのあるフラワーベースが映え、空間に奥行きを生み出すことができます。
飾り方で大切なのは、空間全体との調和です。
たとえばモノトーンの部屋には同系色のフラワーベースを選びあえて花の色でアクセントを加えると、引き締まった印象になります。
フラワーベースを一つだけでなく異なる高さや形状のものを組み合わせてグループで配置することで、空間に動きとリズムが生まれます。
季節感を出すには、花の種類だけでなくフラワーベース自体の素材やカラーにも注目したいところです。