日々の植物のケアに使うじょうろは今や単なる園芸用品にとどまらず、インテリアの一部でも注目されています。
特に観葉植物を室内で育てる人が増えるなかで、じょうろも部屋に馴染むデザイン性の高いものが求められるようになりました。
インテリアで活用できるじょうろを選ぶ際には、まず色味とフォルムにこだわることが大切です。
たとえばシンプルでミニマルなフォルムのじょうろは、北欧風やナチュラルテイストの部屋にも溶け込みやすく棚の上やキャビネットの上に出しっぱなしにしても違和感がありません。
真鍮やブリキステンレスといった金属素材のじょうろは、インダストリアルやヴィンテージ風のインテリアと相性が良く時間とともに変化する風合いを楽しむこともできます。
注ぎ口の曲線や取っ手のデザインが美しいものを選べばアートピースのような存在感を放ち、使わない時でも部屋の雰囲気を高めてくれます。
インテリアでの役割を考えると、収納性よりも見せることを前提としたサイズやバランス感も重要になります。
観葉植物と並べて飾った時に全体が調和するよう植物の高さや鉢との色合いも考慮して選ぶと、空間全体の完成度が一段と上がるのです。