限られたスペースでも緑を取り入れたいときに有効な手段が、観葉植物を吊るして飾るという方法です。
床に鉢を置くのとは異なり吊るして飾ることで空間に奥行きと軽やかさが生まれ、部屋全体が開放的な印象になります。
観葉植物を吊るして飾る際に最も大切なのは、設置場所と植物の種類の選定です。
日当たりや風通しが良い場所を選び、植物の性質に合った環境を整えることが必要です。
たとえば明るい窓際には光を好むポトスやアイビーなどを、日陰になりやすいコーナーには耐陰性のあるシダ類などを吊るすと植物が健康に育ちやすくなります。
吊るすためのアイテムにはマクラメハンギングや金属製のフック、天井に取り付ける吊り金具などさまざまな種類がありますが天井の強度や壁材に合わせた設置方法を選ぶことが安全面でも重要です。
吊るして飾ることで植物が視線の高さに配置され、観葉植物の葉の模様や質感をより近くで楽しめるのも大きな魅力です。
インテリアとの調和を考えるなら、鉢カバーの素材やカラーにもこだわりたいところです。